« Bチーム準優勝! 南房総ふせひめ杯 2015.08.23 | トップページ | IBA東日本大会準優勝! Aチーム 2015.10.18 »

2015年8月24日 (月)

再々掲 第45回少年野球随想 「岩井合宿立ち話し」 荒井義一 

Iwai2004_3
「いま、船橋の人口はどの位ですか?」
「58万です。」

「へぇッ!大都会ですね。この辺は過疎化
で人口は減るばかりです。若者がいないの
ですよ。中学、高校を出ても就職先がない
ので、みな、千葉や東京へ行ってしまいま
す。そっちに居着いてしまって帰ってくる
のは盆と正月だけです。今日、明日と岩井
はお祭りですが、神輿の担ぎ手も、山車の
曳き手もいません。寂しい限りです。」

少年野球随想45
  「岩井合宿立ち話し」
            荒井 義一

 このたび、館山道の未開通部分の君津IC
~富津中央IC間が供用開始され、着工24
年目で全線が開通、所要時間が最大40分
も短縮されたという。従って船橋から岩井ま
で1時間ちょっとで着いてしまった。

8月24日金曜日、ウィークデーだし、
お盆休みも終ったあとなので、高速道路はガ
ラガラ、非常に快適なドライブだった。随所
に「動物注意」の標識があり、以前、ある大
臣が、
「北海道の高速道路は車より、熊の方が多
い・・・。」
と言って物議をかもしたことを思い出した。
(これで採算がとれるのかなあ。)

民宿よいち荘でカレーライスの昼食後、すぐ
ユニホームに着替えて、岩井小で練習開始、
バッティングが始まったので私は、外野で球
拾いのお手伝いをした。

そこへ地元の漁師らしい老爺が寄ってきた。
話好きの人で
「この暑いのによくやりますね・・・。」
から始って約30分ほど立ち話しをした。
以下そのママを書く。
                  
 「どちらから来ましたか?」
 「船橋です。」と私は名刺を出した。
 「いま、船橋の人口はどの位ですか?」
 「58万です。」

 「へぇッ!大都会ですね。この辺は過疎化
で人口は減るばかりです。若者がいないの
ですよ。中学、高校を出ても就職先がない
ので、みな、千葉や東京へ行ってしまいま
す。そっちに居着いてしまって帰ってくる
のは盆と正月だけです。今日、明日と岩井
はお祭りですが、神輿の担ぎ手も、山車の
曳き手もいません。寂しい限りです。」

「中央と地方の格差が、拡がるばかりです
ね。」
「その通りです。この岩井小も、私のガキ
のころは800人もの児童がいましたが、今
幼稚園を合わせて200人もいません。」

と間を置いて、
 「ところで、この前、市船が甲子園へ行き
ましたが、おたくのチームからも行きまし
たか。」
「ええ、2名ベンチ入りしました。」
「そうですか、岩井イーグルスからも二年
前、甲子園へ出ました。私の孫と同期生だ
ったので私も夜行バスで応援に行きました
よ。千葉県は二百校近い激戦区ですから、
甲子園へ出るのは大変ですよねえ・・・。」と
老爺はなかなかの消息通であった。

「少年野球はいいですねえ。やり甲斐があ
るでしょう。夢がありますものねえ・・。」
と言い残して老爺は去って行った。

こんな田舎(失礼!)にも少年野球を理解
しているファンがいるのだということを知っ
て、心から嬉しかった。

                  

帰船して“千葉県少年野球連盟”の“要覧”
を繙とき安房地域の現況を調べてみた。
 “安房地域”とは館山市6、南房総市9、
鴨川市4、鋸南町2の21チームがある。
登録選手の合計は478名、1チーム平均は
22.7名である。(平成十九年四月現在)

 因みにふせひめ杯及びオープン戦で対戦した
  保田パワーズ(鋸南町)   22名
  丸山フォルテ-ズ(南房総市)20名
  勝山ファイターズ(鋸南町) 20名
となっている。

 参考までに、わが船橋市は43チーム、
1646名、平均38.2名である。

(注 サドンデスで負けた赤西ナインスポー
ツ少年団は東京都北区赤羽のチームである
から資料がないから解らない。)

ついでに千葉県下登録612チームのうち
50名以上いるチームは僅か34チームし
かない。
 それも千葉市以西の船橋市、松戸市、八千
代市、鎌ヶ谷市、習志野市、市原市、浦安市
ばかりである。
 そして、ビーバースは・・・
紙数が盡きたのでこの辺でペンを置こう。
          (平成十九年九月一日脱稿)

編集子注) 今年の岩井遠征はコチラを>>

      おなじくコチラも>>   

|

« Bチーム準優勝! 南房総ふせひめ杯 2015.08.23 | トップページ | IBA東日本大会準優勝! Aチーム 2015.10.18 »